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小物用日本刺繍台の張り方 その2



先日ご紹介した

「その1」の続きです


筥迫工房さんの「筥迫用刺繍台」や 本来の日本刺繍台を使ったことがある
ということを前提として説明いたします

前回ここまで↓進みました
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いよいよ周りをかがっていきます

使用したのは「白カタン糸の8番」
(黒カタン糸はのちほど説明)
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日本刺繍を習い始めたときから ずっとこの糸を使っていますが
タコ糸などでもいいようです

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画像 上:白カタン糸8番
タコ糸などに比べると細いので2本一緒に玉結び
針のすっぽ抜けがなく安定するので作業がしやすいです
下:レース編み用糸(青)
これくらいの太さなら1本でも大丈夫かもしれません
(まだ試したことがないので推定)

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刺繍台の固定は「クランプ」を使います(画像右 シルバーの器具)




【5】刺繍台に付属されてる「張り方のプリント」の通りに「仮止め」をします

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さきほどの「黒カタン糸」はこの「仮止め」に使います
この糸は最後に外してしまうわけですが
まわりをかがった糸(白カタン糸)を
間違えて切らないようにするために色を変えました




【6】3辺をかがっていきます

まず「端ぬい布」と反対側の辺からかがります
かがり方は一般的な日本刺繍台と同じです
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enoco教室にて かがり中の生徒さん
1辺が固定されているので 角の「仮止め」は2箇所のみです
(刺繍台をクランプで固定して作業しています)


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付属プリントにも書いてありますが
各辺のかがり終わりは「糸止めの用の溝」(赤の点線部分)に
3〜4周くるくると かがり糸を巻いてから糸を切ります

この「糸止めの用の溝」こそ この刺繍台のすばらしいところです

一般的な日本刺繍台では
最後の針穴のところで結び目を作り 糸を切ります
そして木片などを使い 布の張り具合を調節します

この刺繍台では「糸止めの用の溝」が その役目をします
(もし布がたるんできた場合でも目打ちなどで糸を引き締め直した後
再度 溝にくるくると糸を巻き直せます)



完成!
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もっとちいさな布でも 端ぬい布を足せば張ることができますよ〜


・軽い
・リーズナブル
・本来の日本刺繍台にくらべてコンパクト(約半分くらいの大きさ)
・反物の幅の布を張ることができる
・本来の日本刺繍台の張り方の応用で布を張ることができる
・布が緩んだ時に張り糸の調節だけで再度締め直すことができる

理想の「小物用日本刺繍台」 みなさんも使ってみませんか?



*刺繍台には張り方のプリントが付属されています
また、筥迫工房さんのブログでも張り方が解説されています
筥迫用 刺繍台 注文ページ→

筥迫工房さんブログ




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by chiffon-no6 | 2016-04-14 02:21 | enoco 日本刺繍お稽古
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